
頂き物のMF基盤で液晶一体型のPCを作ろうともくろみ液晶パネルを探してました。
MF基盤に使われているRageMobilityが搭載されてるノートのジャンクを探していたところ、
MF7/700のコーヒーこぼして壊れたジャンクノートを見つけました。
値段は¥8000円。LVDSで12インチXGAの液晶パネルを購入したと考えても納得の価格。
HDDやCD−ROMドライブはありませんがACアダプタが付いてきました。
前オーナーの話では、インバーター不良。キーボード使えないとのことです。

綺麗にクリーニングしてくれたのかコーヒーをこぼした痕跡もありません。
綺麗なPCでこのまま液晶パネル取りにするにはもったいない品物です。
ひょっとしたらと淡い期待でACアダプタを繋ぎ電源を入れてみました。

う〜ん残念。バッテリーマークが現れましたが電源は入りません。
マザーボード交換して検証してみることにしました。
マザー交換して起動すると電源は入りますが液晶パネルのバックライトが点きません。
その上キーボード不良のためBIOS設定にも入ることが出来ない。
起動確認出来たのでとりあえず修理してみることにします。
取り出したキーボードです。

裏側のアルミ板に樹脂のリベットで固定されてます。こいつをカッターナイフで削り取ります。

開けてみると。。たっぷりコーヒーが染み込んだようですね(笑)

フィルムの配線パターンもいくつか溶けてしまってます。


以前、キーボードの修理に鉛筆を使ったのですが、
このフィルムは擦るとパターンが綺麗さっぱり剥がれてしまいます(^_^;)
そこで今回はこいつを使うことにしました。ペイントマーカーみたいですが乾いた後のインクに通電することが出来ます。

粘度が高く塗りにくい上にペン先が悪くてこんなありさま(笑)

見た目は汚いけどテスターでチェックするとばっちり通電してます。

見た目で溶けかかってるところは全て塗りつけて修理完了。

削ってしまった樹脂は戻りません。アルミ板をしっかり押さえ込み、ホットボンドで接着します。

外部モニターを繋ぎテストしてみました。
目クラ打ちでF2、→、↓、↓、↓、↓、Enter、Space、ESC,ESC,Enterで設定できます。
再起動後、見事にモニターから起動画面を見ることが出来ました。完璧に修理出来たようです。
次にインバーターを修理することにします。
しかし、よく考えるとコーヒーこぼしてインバーターが壊れるとは思えない。
マザー側かVGAと液晶パネルの繋がるサブ基盤のショートでインバーターに電源供給されないのでは?
検証してみると・・・・
ACアダプタを繋いだ状態でヒューズで電圧当たると10.8V。。?
本来16VのACアダプタ繋いでるので16Vであるはずなのに10.8Vとは。
どっかにリークしてるか目視でパターンの見えない積層内部でパターンが溶けてしまったのでしょうか?
インバーターのコネクタでも電圧は確認出来ません。
危険を承知でACアダプタからヒューズへジャンパー飛ばしてみました。


この状態で組み込みテストしたらインバーターのコネクタ右から1Pin、2Pinで16Vの電圧確認出来ました。
しかし、相変わらずバックライトは点灯しません。
色々テストしたところインバーターコネクタ右から3Pinへ3.3V来てます。
4PinがGNDに落ちてる訳でもないのに0V。こいつがインバーターSWか?
一般的なインバーターはドライブ用電源12V〜18V程度と照度調整用信号入力。
その他にインバータースイッチ用として5V程度の入力が必要だ。
ドライブ用の電源供給出来たのでインバータースイッチが入ってないのではとふんで
3Pinの3.3Vを4Pinへ供給して見ることにしました。
早い話が3,4Pinのショートです。ピンセットで恐る恐る触れると見事に点灯\^o^/

半田で3,4Pinをショートして修理完了です。
手持ちの20GbのHDDを取り付けWindowsXPをインストールしてデバイスの状態を確認しても異常なし。

¥8000円でPen3 700Mhzのノートが手に入っちゃった。
液晶パネル取り目的での購入だったのに使えるようになるとはラッキー?
その後、交換したマザーボードのファンやPCカードスロットをはずしてお洗濯。
洗剤付けて歯ブラシで優しく撫で洗い。
乾燥後、このノートで動作確認するとな、な、なんと。復活してしまいました
動作確認の取れたMF基盤が手元に残ったので
また液晶パネル探さなくっちゃ(笑)